鉄緑会で東大を目指す
鉄緑会(てつりょくかい)の最大の特長は「東京大学志望」の人ばかり集める学習塾、ということです。
鉄緑会という名称そのものも「鉄門倶楽部(東京大学医学部の同窓会組織)」と「緑会(東京大学法学部の自治会)」からとったものです。講師は東京大学の学部生、院生や卒業生のみを採用していますし、採用試験も大変厳しいものです。
鉄緑会に入塾をするのは大変難しいです。指定校制度があり、中学1年の4月に新しく入塾する場合には、指定校の生徒は無条件で入塾が可能です。また、指定校以外の中高一貫校に通う生徒も、入塾テストに受かれば入塾ができます。
ただし、入塾テストは大変難しく、鉄緑会の生徒となること自体が大変難しいものです。保護者の「良い学校へ通わせたい」という熱意は、高校受験のときでは遅いとばかりに、中学受験、小学校受験と前倒しで子どもに注がれる傾向が、強まってきました。一時は「鉄緑会のような良い進学塾に入るための塾」が存在するほどの受験熱について「大人ですらどう受け止めればいいのか分からない」という風潮もありました。
かつては「義務教育の間から私立に通わせるのは、どちらかというと贅沢」と考えられていたこともありますが、特に最近は「単なる贅沢ではなく、子どもの可能性を広げるための積極的な選択」として、積極的に受け止める親御さんが増えています。
勉強を嫌がる子どもに、無理やり机に向かわせ、罰を与えながら学習をさせても、効率が上がらないのは事実です。しかし、勉強もスポーツも、基礎的なことが身につけば、本当に「勉強が好き」「スポーツが好き」という感覚が芽生えた子どもは、本当に実力が伸び始めるものです。
